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代表理事 小竹 直隆

代表理事 ご挨拶

市民の夢と希望と誇りを次世代・未来に繋げていこう!
世界に評価される文化遺産を目指そう!
  1. 市民運動12年の成果を踏まえ、2017年1月新事業主体である一般財団法人 江戸城天守再建ルネッサンス(略称)を設立以来、江戸城天守再建事業と歴史文化まちづくりや、江戸・東京歴史文化ルネッサンス ビジョン・5ヵ年基本計画(案)等について、皆さまと様々な角度から検証を行って参りました。文化庁並びに関係官庁はじめ、学識者、市民の皆様による、ご支援に心より感謝申し上げます。
  2. この間には、訪日外国人の急激な増大の背景もあり「観光」が、日本再生の成長戦略の実質的な柱として明確に位置づけられるに至りました。既に、各国の首都における歴史文化都市の創造は、世界的な潮流であり、昨年、国連が提唱した持続可能な観光を目指す、日本の歴史文化まちづくりも、本年、文化財保護法、歴史文化基本構想計画等の改定が行われ、各地での取組みが進められております。
  3. 一方、東京駅八重洲の大規模開発や日本橋の高速道路地下化等の動きにみられるように、皇居周辺である東京都心部もスピーディな変貌が予想されており、今日、首都東京の歴史性が、益々、失われつつあります。
     そのような背景からも、いま、新たに、首都東京の歴史に光を当て、江戸城と城下町を再評価し、それらの価値を明確化することにより、江戸以来蓄積され潜在化している莫大な歴史文化遺産を見える化し、市民の夢と希望と誇りを次世代・未来に繋げる、新しいまちづくり戦略が必要であると存じます。
  4. 江戸城の復元に向けては、三浦正幸教授による「江戸城天守」並びに6年の歳月をかけた平井聖教授による「江戸城復元図」は、今直ぐにでも、木造で復元できる図面として完成されております。
  5. しかしながら、国宝の台座の上に復元する天守は極めて難題であり、学識者を含めた広範囲な合意形成が難しいと云われております。問題の核心は、江戸城復元の技術以上に、世界遺産に匹敵しうる首都東京の皇居東御苑に、いま、なぜ、江戸城再生なのか、東京・皇居なのか、についての歴史的、文化的文脈からの評価や価値が学術的に明らかにされ、すなわち、今日的意義の策定が必要不可欠であり、それにより世界的なメッセージ・合意形成を創造していくことが肝要であるとの認識に至った次第です。
  6. 2018年度は、「江戸・東京歴史文化ルネッサンス基本計画書(仮称)」の策定に向けて、6月(予定)シンポジウムをキックオフとし、歴史上、初の本格的な「学術・調査、検討、提言」事業をスタート致します。
  7. 私達は、国家的事業と国民的運動の共創による一体的発展を目指し、行政の協力を得て、市民、学識者、産学官民の「合意形成」を重要視する「急がば周れ」を合言葉に、しかし、間断なく、着実に進めて参ります。

     皆さまには、どうか、この運動にご参加頂き、ご一緒に進めて頂きたく、また、ご友人、知人など一人でも多くの会員や寄付者等の支援者をお誘い頂きますようお願い申し上げます。

2018(平成30)年3月16日

一般財団法人 江戸・東京歴史文化ルネッサンスの会
代表理事    小竹直隆